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2016年2月 4日 (木)

見方を変えるヒント

皆さんは、1つの言葉、1つのアイディアがきっかけで、ものの見方が変わるという経験をされたことはありますか?

先日、写真講座「光の時」をやるギャラリーカメリアで、日本画を学んでいるという学生さんとお会いしたとき、ギャラリーのNさんも含め、日本画とはどういう絵を指すかについて話し合いました。

日本画にはいろんな定義があるのですが、私は、日本画(や東洋の絵画)の特徴の1つは、その「重心」にあると思っています。重心については一般的な日本画の定義には入っていません。ですが、私にとっては大切な要素です。

そんな話をしていたら、学生さんには新鮮だったようで、もしかすると彼女にとっての日本画を見直すちょっとしたきっかけになったかもしれません。

人は知らず知らずのうちに、ある特徴をもつ作風を身につけていたり、逆にそこから外れた個性を持っていたりするものです。

それは、1つのヒントがきっかけで自覚できたり、1つの命題を考え続けかたちにし続けるうちに発見できたりします。

上記の「光の時」は、そのようなことができる場にもしたいと思っています(参加される方、おたのしみに)。

ちなみに第1期のときは、光を愛でるという主題のほかに、「抽象」についてみんなで考えてみました。それによって、多くの方が、それまで考えていたものとは「抽象」の概念が変わったとおっしゃいました。

「抽象」は、ゼミやその他のワークショップなどでも、たびたび取りあげている課題ですが、「光の時」では、また違うアプローチをしています(なにしろ相手は「抽象的な」概念ですから、これが正攻法!というのはありません)。

さて、第2期は、どんな課題が出されるのでしょう。

私の手元には既に「お題リスト」がつくってあって、メンバーの顔ぶれを見て、どれを出すか決めるつもりでいます。

どれもおそらく、皆さんがまったく考えたこともないことか、深く考えたことのないことでしょう。それらをきっかけに、世界の見方、そして、ご自分自身にたいする見方が変わるのではないかと思っています。

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