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2017年2月 7日 (火)

創造に必要なスキル

小学2年生の息子の周囲では、中学受験の話題が出始めている(早い人はもっと前から考えているんだろうけど)。

受験に必要なことをあらためて見てみると、ほぼ100%、あらかじめ用意されている正解を求めるテスト。

だが、世の中にあるいろいろな仕事にあてはめて考えてみると、正解を求めることが必要な仕事もあるが、それはごく一部だ。

飲食系の仕事だと、体力はもちろん、同時進行でいかに効率よく複数のタスクをこなせるか、みたいなことも出てくる。

客商売なら、いかに顧客と関係を築けるかという能力も問われる。

デスクワークでは、仕事に優先順位をつけたり、資料をつくったり、取引先ときもちよく商談ができるスキルが必要だ。

大学院に行って研究するにしたって、テーマを自分で見つけてリサーチする能力が問われる。

農業や漁業では、自然の流れを直観的にわからなくてはならない。

名医と呼ばれる人は、病名と処方を特定しているだけではない。

これらすべて、受験に必要とされる能力とまったくとまでは言わないものの、ほとんど関係ない。

同じように、創造的な仕事も、正解を求めるスキルからは導き出されない。なぜなら、それは、新しい正解をつくる仕事であって、既にある正解を求める仕事でないからだ。正解を求める仕事はニーズに応える仕事。創造性にニーズはない。

例えばビートルズの音楽、ピカソのキュビズム、ジョブズのiPhoneは、ニーズに応えたわけではない。誰も「こんな電話がほしい」なんて思っていなかった。だが出たとたんに「こんなのがほしかったんだ!」となった(もちろん「創造的に」ニーズに応えるということも必要だが)。

創造性は、解を求めることではなく、仮説を立てることだと思う。誰からも今は必要とされていないけど、こんなのをつくったらおもしろいかもしれないとか、これとこれを組み合わせると新しいものがつくれるかもしれないとか、そういう仮説を立てて実際にかたちにしていくことなんだと思う。

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Pray 〜世界に魅せられた者たちのライヴ6
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