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2017年2月 8日 (水)

アナログ回帰、ハードウェア回帰

音楽では今、アナログ回帰、ハードウェア回帰が盛んだ。それはヴァイナル(アナログレコード)に限らない。シンセサイザー、ドラムマシン、サンプラーなどのも電子楽器も、アナログ楽器、ハードウェア楽器に回帰している。

一時期はPCにインストールするソフトウェア楽器が、すべてのハードウェア楽器に置き換わる勢いだった。ところがここ数年、かつてアナログ/ハードウェア電子楽器の名機をつくり世界の音楽に強いインパクトを残したこの人の会社も、この会社も、往年の勢いを取り戻しつつあるように見える。

理由はシンプル。つくりだす音に存在感があること、そして、「楽器」として演奏ができること。

私もここのところずっと、生楽器を使うとき以外は、ソフトウェアですべて完結させるようなことをやっていた。だが、むかし使っていたハードウェアサンプラーのような存在感がある音をどうもつくれないでいた。

また、ライヴのステージで、MacBookとマウスだけでこちょこちょやるより、フィジカルなツマミを回しながら音をつくっていくほうが、やるほうも観るほうも圧倒的に面白い。だから、回帰傾向の理由はよくわかる。

では写真(フォトグラフィー)はどうか。こちらにもアナログ、フィジカル回帰の傾向はある。

例えば、コダックの8ミリカメラ。米国の映画産業が再びフィルムを使い出していることが追い風になっているのか、コンシューマーレベルにまでアナログフィルムが戻りつつある。ポジフィルムのE100も復活する。

あと、こんなクールな4x5カメラとか、新しいインスタント55フィルムも出てきた。

アナログ〜デジタルの推移は、たいがい音楽のほうが写真よりちょっとだけ先行している。その意味で、もしかすると音楽のトレンドは、写真の商品開発の参考になることがあるのではないかと思っている。

例えば、電子楽器にあるアナログ・デジタルのハイブリッドが、写真機器でもできるんじゃないかとか、かつてのアナログ楽器の名機を外見と音質両方で再現したこれに近いようなことが、ソフトウェア技術を使えば写真機器でももっとつっこんだかたちでつくれるんじゃないかとか。

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