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2017年2月 4日 (土)

トーン、密度、流れ

ここのところやっていることと言えば、2/14のライヴのための作曲やリハーサル、日々の写真撮影、展示用の写真制作、執筆、写真を教えたり、創造性ワークショップをやったり。そして、4月にやる芝居の脚本もずっと書いていた(もちろん、日々の家事や育児も)。

作曲、写真、文章、脚本、それぞれちがうことのようにも思えるだろうが、共通点はたくさんある。そして、どれについても共通して意識しているのは、トーン、密度、流れ。

かつてはモチーフにずいぶん依っていた私も、今はモチーフに頼らないつくり方が面白い。モチーフとは、作曲ならメロディ、写真なら被写体、脚本なら登場人物とか場面設定。

もちろん、モチーフは大切。おろそかにしてはいない。だが、モチーフだけで何かを語ろうとか、モチーフで琴線に触れようとか思わなくなっている。

第一に意識している「トーン」とは、作曲なら音色、写真なら色合い、文章・脚本なら言葉遣い。どの仕事でも、パレットで色をつくるかんじでやっている。そして、五感を大切にしている。説明なしに感じ取れる感覚。

「密度」とは、先日から話している語りすぎない技術にも関わることで、適度な緊張感と緩急、そしてスペース。すごく感覚的なものなので説明がむずかしいが、作曲と写真は絵筆で塗る感じ、文章や脚本は織り合わせるようにそれらをつくっている。

最後の「流れ」とは、時空をどう活かすかということ。時間軸がつくりだす力学、空間がつくりだす力学をできるだけうまく使ってつくる。音楽のリズム、脚本の物語もこれにあたる。

以上、すべて感覚的直観的にやっていることをあえて言葉にしたまでのことなので、読者の皆さまにはすごく分かりづらいだろう。上手くできているかどうかももちろんわからない。念のため付け加えておくと、私がこういうことを理屈っぽく最初から考えてものをつくっているわけではないことは誤解なきよう。つくっているときは考えてなくて、全部後付けの説明。言葉をしゃべるときに文法をほとんど考えないのといっしょ。

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Pray 〜世界に魅せられた者たちのライヴ6
2/14 南青山マンダラ
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