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2017年4月17日 (月)

受講生への手紙

講師を務める「光の時」では、講座と講座の間に、講師から受講生の皆さんへ手紙を出しています(明日から満席スタートのゼミでも出す予定です)。

毎回出されるお題に関係するヒント(ときにはかえって迷わせてしまう内容)を中心に、写真について感じていること、考えていること、創作の参考になるような話を思いつくままに書いています。

今回は、3月に送った手紙の一部をご紹介します。

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ところで、今回の課題とは直接関係ありませんが、1つ質問があります。

あなたの写真は、何%くらいあなたの「作品」でしょうか。

直感の数字でかまいません。

その1枚の画をつくるのに、カメラが写してくれたのが何%くらい、レンズが写してくれたのが何%くらい、画像処理エンジンやフィルム、Photoshopがやってくれたのが何%くらいでしょう。プリンターの役割は何%くらいでしょう。

100%だからいいとか、0%がわるいいとか、その逆とかということではありません。また、同じ人でも1枚1枚ちがうかもしません。

なぜこのような質問をするかというと、あなた自身とあなた以外のものが、それぞれどれくらい1枚の写真に関わっているか、意図と役割を担っているか、それに自覚的になると、今後人に見せるときに役立つと思うからです。

例えば、同じように平面で見せるものではありますが、絵画と写真とでは、作者が「つくる」パーセンテージがずいぶんちがいますね。

言い換えて考えれば、写真において、作者が「つくる」ものって、何でしょう。

ぜひ考えてみてください。

では、次の講座を楽しみにしています。

安達ロベルト

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