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2018年11月 2日 (金)

Expect the Unexpected

今この記事をカンボジアのシェムリアップのカフェで書いている。地名に馴染みのない方でも、アンコールワットと言えばああと思うはず。初めてのカンボジアは、季節もよかったのであろう、とても居心地がいい。

シェムリアップは観光地だからカンボジアのなかでもかなり特別だが、いたるところに美味しいエスプレッソの飲めるカフェがある。もともとフランスの占領下だったためか、マクドナルド、スターバックスといったアメリカ系の大型飲食店がなくて、フランスやイタリア式の店が多いのもちょっとうれしい。現地の人たちは英語と同じくらいフランス語をしゃべる。

後日ツイッターFBでお知らせするが、今回はある雑誌記事の取材のために1人で来ている。海外1人旅は3月のアイスランドに続き今年2度目。チームで旅したり取材したりするのも好きだが、1人旅も好きだ。幼い頃から1人でいることが多かったためか、1人でいることに抵抗はない。

チームのときは、基本的なスケジュールがあって、それに合わせて行動する。そうすると、途中で急に面白いことに遭遇したときや、ここをもっと深めてみたいと思い立ったような場合にちょっと躊躇する。もちろん全員をそこに巻き込むこともできるが、1人だからできることもある。

たとえば、今回も、遺跡の修復にあたる人たちの昼休みにたまたま居合わせ、そこで勧められるままに一緒に酒を飲んだり、たまたま通りかかったカンボジア式チェスの店で、そのやり方を教わって対戦したりした。

これらはチームではなかなかできない、1人だったからできたことだと思う。

前に何度も書いているが、最初の海外がアメリカでの単身現地生活だったし、バックパッカーでもあったから、予想もしていなかったハッピーな偶然が旅では起きることを身をもってよく知っている。それに対して常にオープンでありたいのだ。

これはアメリカ時代に学んだことで、「expect the unexpected」である。逆説的なこの言葉、訳せば「予期せぬことが起きることを期待してなさい」みたいな意味であろか。私にとっての旅の面白さはここにあったりする。

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