帰国
フィンランド、アイスランドの旅から先ほど帰ってきました。
詳しくはまた後日にお知らせしますが、撮影のお仕事でした。
いくつか候補地を挙げたなかで、クライアントさんの意向と(唯一)合致したのがアイスランド・レイキャビーク。エアチケットを調べるうちに、どこかで乗り継ぎをしなければならず、どうせならヘルシンキもということで、この2国になりました。
親しい人は知っていますが、アイスランドに行きたいとちょっと前から公言していて、好きなミュージシャンに不思議とアイスランドの人が多いのもその理由の1つでした。
仕事の成果はまた後日見ていただくとして、ヘルシンキもレイキャビークも、とにかくものすごく居心地がよかったです。旅のへんな高揚感も緊張感もほぼなく。
仕事も飲食もずっと1人でしたが(いっしょにライヴを観た老夫婦などはいましたが)、すっとそのエネルギーのなかに入っていけて、終始居心地がよかったです。それは、日本を含むアジアの街に溶け込む感じとも違っていたかもしれません。
なんでしょうね。ここ2年くらいYouTubeでヨーロッパ各地の人たちの動画をたくさん観ていたからでしょうか。その間に彼らの価値観をたくさん理解し、彼らと精神的に多くを共有したのかもしれません。YouTubeでは英語が共通語なので、彼らの話す英語を日常的に聞いていたのも大きいかもしれません。言語は文化ですからね。まあ、単に2国との相性がよかったのかもしれませんが。
撮影は、クライアントさんのための仕事はデジタル、合間に自分のための撮影をライカでTri-X2本分だけ撮りました。
うれしかったのは、ヘルシンキもレイキャビークも、フィルムのハンドチェックができたこと。まえにフランクフルトで別室に連れていかれたようなことが今回もあるんじゃないかと、内心おそるおそるリクエストしましたが、どちらの空港も快くチェックしてくれました。
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