暮れ行く風景(3)
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この季節は、カラーで撮りたくなる。
ライカにコダクロームを詰めて、その透き通ったファインダー越しに暮れ行く年のグラデーションを味わいながら、レリーズする。
鮮やかすぎる発色の現代レンズや、ギラギラした発色のデジタルカメラでは、私が好きな季節の色は、残せない。
ライカのファインダーを使うからには、出来上がりと微妙に違うフレーミングや、まったくボケが確認できないことも、覚悟の上である。それらを経験値から想像して、レリーズ。
現像から上がってきたポジをルーペで覗いて、想像を超えた画が目に飛び込んできたときの感動は、一眼レフでは決して味わえないものだ。
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Comments
私は現像プリントを近所のキタムラでお願いしていますが、特にライカでの仕上がりを待つドキドキワクワク感はたまりません。
まだ癖をつかんでいないだけに、仕上がりにかなりの当り外れがありますが、その試行錯誤の過程も楽しいものです。
Posted by: makuren | October 10, 2006 at 04:15 PM
makurenさま、コメントありがとうございます。私もそのワクワク感が好きです。このライカと現像に関する心理分析について、以前「ライカとデートとラブレター」という、ちょっとキザな文を書いたことがあります。今でもその気持ちに変わりありません。
http://robert.cocolog-nifty.com/monochrome/2005/02/post.html
Posted by: ロベルト | October 10, 2006 at 10:32 PM
いいですね、本当に。素晴らしいです。
最近は専らデジカメしか使わなくなってしまい、ポジで撮る感覚すら曖昧になってきています。
デジタルオンリーになると、被写体をじっくり味わいながら撮る、という感覚が本当に希薄になる気がしてきました。
純粋に「楽しみながら」撮れる私のようなアマチュアこそ、銀塩向きなのかもしれません。
Posted by: y.tamaki | October 13, 2006 at 12:00 AM
y.tamakiさま、ありがとうござます。フィルムはやり直しができないうえにコストがかかる、つまり「身を切る」ことになるので、緊張感が違います。その緊張感こそが、作品を作品たらしめる一つの重要な要素なのではないかと、私は思っています。
Posted by: ロベルト | October 13, 2006 at 12:51 AM