旅とライカ(23)
以前、私の場合、一眼レフでは旅の写真が撮れないと書いた。
それはもしかすると、旅写真というものが、私にとっては旅日記のようなものだからではないかと、先日ふと思った。
たいがい私は日記を、誰かにそのまま見せられるような完成形の文体では書かない。なぐり書きだ。後から読み返して、その旅を振り返ったり、自分でも忘れていたようなヒントを思い出したりするのに十分なものであればよい。誤字脱字があったって、かまうことはない。
ところが、はじめから完成形の画像がファインダーを通して見える一眼レフは、文章に喩えるならば、日記ではなく、いきなり正しい文体で、誤字脱字なく旅のエッセーを書かなければならないようなプレッシャーを私に感じさせるのだ。
だからといって、素通しのファインダーのついた使い捨てカメラでいいのかというと、それもまたちがう。
旅日記を書くなら、気分を盛り上げてくれるちょっと気取ったノートブックと、書き味のいいペンが欲しくなるように、旅写真には、気分を少しだけ高揚させてくれるカメラと、好みのフィルムが欲しくなるのだ。
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Comments
文豪でいくか、エッセイストになるか、そんな気持ちでカメラを選ぶ時もありますよね。
ところで今回はどちらへ。。
Posted by: Ko'hala | September 25, 2007 at 09:59 AM
ko'halaさま、コメントありがとうございます。そうですね、今回は(いつものことですが)絵描きか詩人の気持ちですかね。ネガはあくまでスケッチということで。どこに行くかは、、、、とりあえず内緒です(笑)。過去世で縁のある土地のようです。数時間後に発ちます。
Posted by: robert | September 25, 2007 at 10:21 AM
>過去世で縁のある土地のようです。
クロマニヨン人かな(笑)
気をつけて、いい旅を!!
Posted by: Ko'hala | September 25, 2007 at 10:36 AM
ネアンデルタール人かな〜。行ってきます。
Posted by: robert | September 25, 2007 at 11:52 AM