一杯のコーヒーから(5)
ときどき、コーヒーが苦手だという人に会う。その理由をよくよくきくと、どうも「胸焼けするから」というのが多いことが分かる。
胸焼けは、コーヒーそのものではなく、「鮮度」に原因があることが多い。
鮮度には、豆そのものの鮮度と、いれた後の液体の鮮度と、大きく分けて二つある。
豆の鮮度は、抽出時にフィルターにお湯を注いだとき、豆の粉が沈没するよるならもうそれは古い豆だと思っていいだろう。状態にもよるが、焙煎から1ヶ月、開封してから1週間から10日くらいが目安。コーヒー豆も生鮮食品だと思って、少量を頻繁に買うのがベスト。
もう一方の液体としてのコーヒーの鮮度は、これを過小評価している人は案外多い。コーヒーメーカーで落とした後、どれくらい保温したままで置いておいていいかというと、最長1時間だと思っていいだろう。それ以上保温されたコーヒーは、煮詰まってしまっていて、胸焼けの原因になる。
ちなみに、マクドナルドは抽出してから30分、スターバックスは1時間で破棄している。
面倒くさい、もったいないからといって、職場のコーヒーメーカーの煮詰まったコーヒー飲んでませんか?
ホテルの朝食バイキングのコーヒーも、煮詰まっていることがあるので要注意。
(つづく)
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