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さて、いよいよ舞台はラオス。
首都ビエンチャンは、バンコクから飛行機で1時間あまり。同じ首都は首都でも、バンコクとはあまりに違いすぎて「え、これがホントに首都?!」と思えるほど。ビエンチャンは人口も5、60万人ほどだし、車ならあっという間に端から端まで移動できる。人々も皆温厚でのんびりしている。
東南アジアを旅する人がよく言うのが、人口600万人の巨大商業都市バンコクから小さな地方都市のようなビエンチャンに来るとほっとする、ということ。私もそれに賛成する。
ラオス語はタイ語にかなり近く(タイ語の方言という分類らしい)、人々はタイのテレビ放送を普通に見ている。仏教徒が人口のほとんどを占める。
在ビエンチャン日本大使館の職員さんの話では、ラオス人は怒られても人事のようににこにこしているかわりに、他人を責めることもあまりない、とのこと。
以前、タイにある孤児の施設を訪問したとき、彼らの宿舎を回る機会を得た。15畳位の狭い宿舎に小学生から高校生くらいの年齢までの10人以上が寝泊りしていた。日本ならおよそ上下関係ができていじめがあったりしそうな環境だから、そういうことがあるかと彼らに質問すると、いじめはないと断言していた。確かにみんな仲がよさそうだった。文化なのだろう。タイの文化に限りなく近いラオスもおなじなのかもしれない。
日本人が人をいじめる時というのは、もちろんいろんなケースがあるとは思うが、たいがい、自分が無理にがんばってやっていることをやっていない人が目の前にいるときだと思う。たとえば、本当はやりたくもない仕事なり部活の練習なりを自分は無理やりがんばってやっているのに、「サボってる」やつがいるといじめたくなるし、自分が無理に「普通」になろうとしているのに、「普通」じゃない人を見るといじめたくなるんだと思う。
でも、ラオスの人たちを見ていると、無理してないんだよねー。
そのせいかどうかは知らないが、写真の中でもラオスの人々はえらく自然体だ。
時々、いわゆる先進国でラオスの貧困問題が取り上げられるが、おそらくラオス人の多くはそれが「貧困」だとは思っていないんじゃないか。いじめられないために四六時中がんばる日本人と、無理することをしらないラオス人と、どっちが豊かなんだろう。
いま突然頭の中で、小さい頃にみた「あばれはっちゃく」というドラマの主題歌が流れた(タンゴのリズム)。
「♪無理すんな、無理すんな、、、」
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Leica M6 + Summilux 35mmF1.4
F5.6 1/1000s TMY
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