hong kong

December 24, 2005

もっとニッチに

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市場にマス(大衆向け)とニッチ(隙間)の二極化傾向が現れて久しいのですが、写真の世界でもその傾向が言えます。ちょっと前まで高画素数のコンパクトデジカメがいわばマスの代表だったのですが、いまはマスの市場がデジタル一眼レフにも移行しつつあるのでしょうか。大衆向けカメラ雑誌を読むとデジタル一眼最盛期です。

私はそのような大衆向けカメラ雑誌をほとんど買いません。それは、立ち読みでほぼ満足してしまうからです。買うのは、どちらかといえば、「隙間な」雑誌です。

でも、先日、このブログにもときどき登場するSさんのお宅に遊びにいき、いろいろ話している中で、カメラ雑誌にはもっとニッチに徹したものがほしいよねという話になりました。

雑誌に限らず、ものをつくる側と買う側には、ギャップがあります。つくる側は全員にそっぽを向かれたらどうしようという恐怖心から、買う側から見ると不必要な、うすっぺらな大衆向けの記事を載せがちです。読者はそんなものは望んでいません。それよりは、もっと専門分野に特化した深くて詳しくて読み応えのある記事を期待しているのです。

たとえば、紅茶に自信のある喫茶店があったとします。紅茶以外のことはよく知らないけれど、紅茶の味には絶対的な自信があったとします。でも、喫茶店というからには、コーヒーもアイスクリームもジュースもクリームソーダもナポリタンもサンドイッチも出さなければお客さんが来てくれないかもしれないという恐怖心から、味もよく分からないのに、中途半端にそれらを出したとします。お客さんの反応は、、、想像できますよね。

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Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
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August 23, 2005

住(5)~香港にて

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香港は私にとって、あまり外国と感じさせない街でした。それは英語がかなり通じるというのも大きいのでしょうが、それだけでなく、なんとなく波長が合ったというか、ここなら普通に生活ができそう、と思えたのでした。

それまで訪れた国や街では、外国人の感覚が抜けるまでに随分と時間を要していたのですが、香港では、あっという間にその浮ついた感覚が薄れ、住人の感覚に近づいたのでした。

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Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
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August 19, 2005

住(4)~香港にて

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香港に持っていったSummilux-M 35mmと、GR21の二つのレンズは、人々が生活している場の空気感や生活感を、ありありとリアルに、でもどこかやさしく不思議な感覚を残しながら写してくれるように思います。

そういえば、今さかんに噂や憶測が飛び交っているリコーのGRデジタルですが、ある予想によると、21ミリと35ミリ相当のレンズ(もちろんズームではない)がフォーサーズ規格のもとに出されるのではないかとのこと。これはまさに私の「旅レンズ」の組み合わせ。楽しみです。

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Ricoh GR21
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August 16, 2005

住(3)~香港にて

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35ミリレンズは、人間の視野にもっとも近いという人がいるだけあって、ほとんど何も強調せず、ありのままを写し取ってくれます。

私にとって35ミリでの撮影は、ほかのどのレンズよりも、絵画の「デッサン」に、感覚的に近いものがあります。

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Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2.8 1/250 TMX
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August 13, 2005

住(2)~香港にて

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独特なパースペクティヴを持つ21ミリレンズは、使い方には気をつけなくてはいけません。ともすると、そのドラマティックな視点だけが強調された、「いやらしい」写りになってしまうからです。

そのパースペクティヴは、何かを「強調する」ためではなく、それによって被写体を「引き立てる」ことに用いるべきだと思っています。

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Ricoh GR21
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August 10, 2005

住(1)~香港にて

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私の旅レンズの基本は、35ミリと21ミリ。

35ミリは、意識一つで広角的にも標準的にも使えます。でもともすると平凡になりがち。
それを独特なドラマティックな視点で補ってくれるのが21ミリ。

昨年訪れた香港にも、その2本だけを持っていきました。

この写真、この大きさだとよく見えませんが、夜の香港を走るバスに、一組の男女だけが乗ってます。

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Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
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