film/paper

February 10, 2008

polaroid drops instant film

今朝、CNNニュースを観ていたら、ポラロイドがインスタントフィルムの製造を止めるというニュースが流れた。

http://www.dailypress.com/business/dp-biz_marketbrfs_02091feb09,0,6958469.story?track=rss

ポラロイド社では、インスタントカメラの製造は2年前に既に止めており、インスタントフィルムは今後1年間の販売となる。その後は、フジが世界で唯一インスタントフィルムを製造する大手メーカーになる、とニュースでは言っている。

「ポラを切る」(フィルム撮影の前にインスタントフィルムでテスト撮影をすること)という業界用語があるのだが、それも今後は「フジを切る」になるのか?!

冗談はさておき、ポラロイドのインスタントフィルムには、単にインスタントということだけでなく、独特の色合いで多くのファンがいる。

私は作品にポラロイドを使っていないが、一度は使おうとしていろいろリサーチしただけに、その魅力は知っている。また一つ、写真表現の選択肢が減り、残念だ。

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October 21, 2007

dimensions

フォコマートが来てからは、ずっと同じ種類の印画紙にプリントしていた。それは、つややかな純黒と表面の質感が好きになってわりと最近使い始めたばかりの紙だったのだが、紙そのものはきれいなのに、どうも仕上がりに、いまひとつピンときていなかった。

そんなとき、なんとなく見た写真展でなんとなく気になった紙があったので、その紙を自分でも試して、ついでに上記の紙の是非をあらためて検証してみようと思いたった。どうせならと、なんとなく量販店で気になったもうひとつの紙と、昨年の写真展でも使ったなじみの紙も加えた計4種類の印画紙(と2種類の現像液)で同じネガをプリントしてみた。

結論から言えば、4種類の印画紙には、ちょっと意外な点に差があった。

それは、「立体感」。

印画紙を単体でみていたときは、黒の色やベースの紙の色、諧調、コントラスト、紙質、表面の質感など、客観的な違いが気になっていたのだが、比較してみてはじめて、それらよりも、あるいはそれらの総体として、より主観的な立体感の違いというものが浮かび上がってきた。

前にあるものが前にあるように見えて、後ろにあるものが後ろに見えるというごく当たり前に思えることが、実は得意な印画紙とそうでない印画紙があるように私には感じられた。

もちろん、それは単なる相性の問題なのかもしれないし、私の思い込みや好みによるところも大きいだろう。だが、写真とは、三次元(ないしはそれ以上)のイメージを二次元の紙に収める作業であるから、立体感は、ひとつの大切な要素であることには違いない。

追記 Oct 23

冒頭に触れた紙は、その色や質感を活かせるテーマや被写体のときにはもってこいの紙であるから、これからも使い続けるつもりであることを付け加えておく。使い始めてこれまで、たまたまそれにふさわしくない被写体のネガを選んでいただけだ。

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July 14, 2007

モノクロフィルムの将来(2)

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個人的にそれらを買って使うかどうかは別として、この時代になっても新しいフィルムカメラフィルムが登場してきていることは、フィルムユーザーとしては非常にうれしい。

親しい写真家の森谷修さんによると、ローライのフィルム「レトロ」のテストで、いい結果が出たそうだ。
http://ph-moriya.cocolog-nifty.com/blog/2007/07/post_2b9d.html

ほんのちょっとだけ、モノクロフィルムの将来が楽観できるようになってきた。

私個人は、今年は昨年以上にフィルムを使うつもりでやってきた。正確に数えたわけではないが、一年の半分が終わった時点で既に昨年よりも使っているように思う。

フィルムは楽しい。一般には面倒と思われているフィルム現像も、私はけっこう楽しんでやっている。この楽しさと、モノクロプリントの美しさを、少しずつでも人々に伝えられたらと思う。


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July 12, 2007

モノクロフィルムの将来(1)

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モノクロフィルムについていろいろ調べるうちに、イルフォードのプレスリリースにたどり着いた(今年の5月のものだが、まったく気づかずにいた)。2005年にイルフォードの経営問題のニュースが出た とき、転ばぬ先の杖のつもりでモノクロフィルムをほぼ100%コダックに切り替えてきたが、このリリースにある意気込みが本当ならば、もともと好きだったイルフォードのフィルムを、また使ってみようかと思う。

イルフォード・フォト社マーケティング・ディレクターによる「フィルムの将来」と題するリリース(英文)。

http://www.ilfordphoto.com/pressroom/article.asp?n=78

要約すると、イルフォードは、「フィルムかデジタルか」という極端な図式ではなく、両者を相互に補完しあう別物と捉え、今後はフィルムを提供するだけでなく、発展させていくつもりだと宣言している。その証拠に、過去に一度製造を中止したフィルムを復活させたり、ラボを充実させたりしていると言っている。宣言が本気であることを望む。


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January 10, 2006

Tri-X

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先日、アグファ社のフィルム市場からの撤退を取り上げましたが(世の中の大多数の人は、アグファというメーカーがフィルムをつくっていたことさえも知らなかったかもしれないけど)、アグファに限らず、フィルム(銀塩)カメラとフィルムの選択肢は、この1、2年で急激に狭まっています。

私の使うモノクロフィルムは、昨年からコダックのトライXがデフォルト。以前はこのフィルムの粒子の粗さとヌケの悪さが苦手だったのですが、ある日突然、それらが好きになりました。

その理由は極めて感覚的なのですが、もしかするとデジタルと銀塩の違いと無関係ではないかもしれません。つまり、デジタルの均一な画像に麻痺してしまった目に、トライXの粒子感は、ある意味新鮮でもあるということです。加えて、トライXにはある種の「強さ」があると思っていて、それは私の写真に必要な要素だとも思うのです。

ほかにも好きなモノクロフィルムはありますが(TMAX100など)、あえてフィルムをトライXに絞って撮影することに意義を感じています。

ちなみに、使用している現像液は、同じくコダックのXTOL。どんなフィルムにも使えて微粒子の万能の現像液。環境にも(少しだけ)やさしいようです。1:1に希釈して使っています。最近はこれ以外使っていません。

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Leica M3 + Summar 50mmF2
F4.5 1/50 400TX(Tri-X) @160
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