蹟(aftershock #04)
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震源近くで見つけた四葉のクローバー。
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October 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/1000 HP5 Plus
Robert Adachi all rights reserved
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震源近くで見つけた四葉のクローバー。
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October 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/1000 HP5 Plus
Robert Adachi all rights reserved
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地震で剥がれ落ちた、40年以上前の壁の落書き。
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October 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2.8 1/60 HP5 Plus
Robert Adachi all rights reserved
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引き続き、中越地震直後。
磁場が歪むというのは、こういう状態なのかもと思いました。
うまく言えないのですが、時空が凝縮された感覚がありました。
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October 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F1.4 1/125 HP5 Plus
Robert Adachi all rights reserved
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新潟県中越地震。
救援物資とともに現地に我々が到着したのは、地震発生から数日後。
まだ激しい余震が続いていました。
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October 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2.8 1/125 HP5 Plus
Robert Adachi all rights reserved
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@片貝 September 2003
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/1000 PORTRA 400NC
Robert Adachi all rights reserved
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昨年は、私の従兄弟が「成人」の節目で、彼の同級会で大きなスターマインをあげた。
片貝祭りでは、成人が主役のひとりなのである。
成人たちは、いわば神輿ともいえる屋台を引いて、町を練り歩く。すると、ポイントポイントで待ち構えている先輩たちが若造成人を通すまいと、半ば喧嘩まがいの「衝突」をする。
新成人にとってこれは、大人の仲間入りをするための通過儀礼、つまりイニシエーションなのだ。
そして、無事先輩たちの許しを得て神社の境内にたどり着いた成人たちは、写真のように、歓喜の歌をうたい、自分たちの花火に酔いしれるのである。
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/30 400TMY
Robert Adachi all rights reserved
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片貝(かたかい)は小さな田舎町なので、ちょっとしたことが大きな噂になる。
数年前、東京の女性の友人二人を祭りに案内すると、我々が帰った後で、NさんとTさん、果たしてどっちが私の彼女なのかということで盛り上がったそうである(実際にはどちらも違っていた)。
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F5.6 1/250 100TMX
Robert Adachi all rights reserved
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片貝祭りのもう一つの特徴は、町民が花火の出資者になれるというところ。
「米寿祝い」とか「初孫誕生」とか、はたまた亡くなった人への「供養」として、家族や友人や有志がお金を出し合って花火をあげる。
また、同級会の結束も固く、「成人」、「厄年」、「還暦」などといった人生の節目に、同級会でプールしたお金を投資し、大仕掛けな花火をあげる。
東京・隅田川の花火は大きくても「尺玉」。しかもそれを遠くから眺めるのがほとんど。だが、片貝まつりではほとんどが尺玉以上の花火で、しかも文字通り真上に見るほどの至近距離。一生に一度は見て損はないと思う。
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F5.6 1/250 100TMX
Robert Adachi all rights reserved
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若い頃に軍隊を経験している祖父。
唯一のきょうだいである兄を戦争で亡くした。その兄のこと、最後に兄と別れたときのことを、祖父は今でもよく話してくれる。
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/125 100TMX
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私の生まれ故郷・新潟県小千谷市片貝町(おぢやしかたかいまち)は、人口数千人の小さな町であるが、年に一度だけ、その何倍もの人々がそこを訪れる日がある。
それは、「片貝祭り」の二日間だ。
毎年9月9日10日に開催されるこの祭りは、世界一大きいといわれる直径1.2mの巨大花火「四尺玉」で有名だが、小千谷市はまた、昨年10月の中越地震の被災地としても知られている。
私は昨年、その片貝祭りを撮影した。そのとき人々は、例年と何らかわらず、(ほぼ唯一の)誇りであるこの祭りに熱狂していた。一ヵ月後にあのようなことが起きるとは、夢にも思わなかった。
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F4 1/30 100TMX
Robert Adachi all rights reserved
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@片貝 September 2004
Leica M6 + Summilux-M 35mm F1.4
F2 1/30 400TMY
Robert Adachi all rights reserved
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高卒で働き始め、まさに日本の経済成長の最中を生き抜いてきたのだが、後年にはバブル崩壊の波をもろに喰らい、勤めていた会社が二つも倒産した。
それでも家族の前ではまったく弱音を吐かなかった。
それを支えたのは母だった。母は父を100%信用していた。
父が職安から仕事を見つけてもらい、最後の会社に就職したとき、父にしたらもっと自分の実力を発揮できる給料の高い会社に勤めたかったのであろうが、母はただただ喜んだ。「さすがお父さん」と。
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親不孝な私は、子どもたちが駆けずり回る公園の満開の桜の前にセットしたハッセルブラッドのファインダーを覗き込むふりをして、そんな両親に頭を下げた。
Sさんからお借りしたディスタゴン60ミリは、私の理想の画角。画面ではこのレンズのため息が出るほどの解像度をお見せできないのが残念。
Sさん、本当にありがとうございます。
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Hasselblad 500c + Distagon 60mmF3.5C T*
F8 1/125s Agfa Optima Prestige 100
Hasselblad 500c + Distagon 60mmF3.5C T*
F8 1/60s Agfa Optima Prestige 100
Robert Adachi all rights reserved
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新潟県小千谷市。言わずと知れた昨年10月23日の中越地震の震源付近である。
地震から数日後、我々は救援物資とライカを持って現地へ駆けつけた。相変わらず強い余震が続いていて、まだまだライフラインが復旧していないときのことである。
このときばかりは、写真を撮ることに、実はかなり躊躇した。傷ついた家族や姿を変えてしまった家にレンズを向けることは、辛い行為だった。だったら撮らなければいいだろうと思われるかもしれない。だが、私はどうしても撮りたかった。撮らなければいけないと思った。もうこんな瞬間は二度とありえないだろうし、あってはならいと思ったからである。私は心の中で許しを請いながら、一枚一枚、心を込めて、シャッターを切った。
余震に怯えながらも、我々はここに写る祖母らとともに、散乱した家の後片付けをした。
地震のせいなのか、我々が駆けつけたことでほっとしたせいなのか、祖母は、仕事の合間合間に、普段は決して話してくれないような、自身の心の内を語ってくれた。これまで生きてきた中で、うれしかったこと、辛かったこと、将来への希望...。
地震は、我々の心をまでも解き放つのだろうか。
この写真には、そんな祖母の生きてきた時の重みが、写りこんでいるように思う。
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2004/10/29
Leica M6 + Summilux 35mmF1.4
F5.6 1/1000s HP5 plus
Robert Adachi all rights reserved
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はじめまして。安達ロベルトです。
ライカをはじめとする銀塩カメラで撮った写真から、我々の学ぶべき知恵を探っていきたいと思います。モノクロが好きなので、このウェブログのタイトルのように、モノクロ写真を中心にいきます。
週一くらいの更新を目指します。それ以上のときもそれ以下のときもあると思いますが、気楽に続けていきます。どうぞこれからも遊びにいらしてください!
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